2026年3月26日木曜日

エミライ製 USBノイズフィルター ES-OT4 (自作のケースに入れる)

 

 本屋を歩いていると付録のあるStereo誌を見つけると気になって買わずにいられません。私だけでしょうか?いまさら感半端ないですが、Stereo 2015年1月号の特別付録:USBノイズフィルターのご紹介です。写真は付録のエミライ製 USBノイズフィルター ES-OT4 になります。ES-OT4は基板のみでケースがありません。

自作ケースに入ったES-OT4

 常時使えるように、写真のようなケースに入れてみました。このケースはアルミ製で前後はやわらかいプラスチックでUSBやランプの穴あけ加工がしやすいものです。

前面から見たES-OT4
全面がPCと接続するUSBと電源ランプです。

前面の蓋を外したて見たES-OT4
電源ランプは基板にLEDが元からありシャープペンシルの透明キャップをケースのランプカバーとして使ってみました。バスパワーで青く光って以外とかわいいです。

背面から見たES-OT4
背面はDACと接続するUSBと外部電源入力になります。電源切替のスライドスイッチは設定変更しないので安全のため隠してあります。

ES-OT4を使用している様子
 USBノイズフィルター ES-OT4を使用してみた感想です。2015年頃の我が家の環境ではかすかにサッーと聞こえるノイズがあったのですが、それが小さくなり改善されたのを覚えています。 現在のDACの電源部を強化した環境ではUSBノイズフィルターを入れても音質の変化は感じられませんでした。オーディオ環境によっては、効果があったりなかったりするみたいです。今は、私のノイズ恐怖症の精神衛生のためES-OT4を常時使っています。今でもONTOMO ShopでES-OT4が販売されていますので興味のあるかたは試してみてください。

エーワイ電子 アナログ電源

 

今回は、Topping D3の電源部の改善のご紹介です。Topping D3の電源供給にはACアダプターを使っています。それもスイッチング式のACアダプターなので音質にはいい影響はありません。これは、トランス式ACアダプターに交換することで音質は確実に改善されます。実際にトランス式ACアダプターに変更すると音のザラツキがなめらかになり静寂性がアップします。しかし、どう見てもACアダプターなので電源部は貧弱です。更に良い電源はないかと探しあてたのが、株式会社エーワイ電子のアナログ電源です。

エーワイ電子 アナログ電源

エーワイ電子さんは、個性的なオーディオ機器を製造販売しています。他では手に入らないアナログ電源やケーブル類もありますので、一度ホームページをご覧になったらいいかと思います。

TOPPING D3と接続したエーワイ電子 アナログ電源の様子
アナログ電源は写真のようにTopping D3ヘッドホンアンプより高さがあります。エーワイ電子のアナログ電源に交換すると、トランス式ACアダプターより更に音のザラツキがなめらかになり静寂性が増すと同時に音に深みがでてきます。電源の影響が大きいことは、わかっているつもりでしたが音質改善の大きさに軽くショックを受けました。バスパワーやACアダプターのオーディオ機器は 電源部に無理があるのかと悩みは絶えません。※参考までにTopping D3は動作できる電圧は15Vと表示されていますが、実際には9V~15Vまでであれば正常に動作するようです。ACアダプターの電源部を一度見直して音質を確認してみることをお勧めします。
 
2024.11.10 電圧調整
 購入してから、数年経過したので出力電圧をチェックしたところ少し変動してました。アナログ電源の内部には、可変抵抗があり出力電圧を調整することができます。9V 3Aで購入しましたが、TOPPING D3の標準電圧の15Vに変更しました。 DACの音は標準電圧15Vの方が音の響きも良く最初に電圧調整しておけばよかったと後悔です。株式会社エーワイ電子のアナログ電源は電圧に汎用性があるのでお勧めです。

Topping HS01 アイソレーター(発熱は多いがそれなりに効果)

 

ノイズ関連グッズには日ごろから興味がありましたが、高額な製品が多く購入できませんでした。最近、Toppingから1万円を切るアイソレータが発売されましたので、おためしで購入してみました。

HS01は金属ボディで非常にコンパクトな作りです。本体側面にUSBコネクタ(USB給電用)とステータスランプがあります。ランプは給電時はホタルのようにゆっくり点滅し、通信時はデータ伝送に合わせて激しく点滅します。

この製品は金属ボディが発熱してかなり熱くなり故障の原因になりそうです。対策①として小型ヒートシンクを全面に貼って使用することにしました。ヒートシンクを貼るとまるでハリネズミ状態ですが、ここまで発熱するのであれば熱を考慮して製造してほしかったと思います。

また、PC電源offでもUSB給電されていてHS01は発熱し続けます。24時間365日、USB給電で発熱してHS01に悪い影響を与えそうです。対策②としてPC電源off時にUSB給電を同時にoffするには GIGABITEのBIOS画面で電源管理>Eirを”有効”にすることでUSB給電offにできます。HS01のランプ消灯でUSB給電offを確認します。HS01を安全に使用するには発熱対策の2つを実施することをお勧めします。

次にUSBインターフェースの問題です。現在使用しているUSB-DAC Topping D3はUSB1.1でUSB2.0対応のHS01とは接続できないようです。ためしに接続してみますが、給電時のランプがゆっくり点灯だけでデータ通信時の激しい点滅はしませんでした。USBポートの規格のことは全く考えていなかった私の購入ミスです。USB1.1をUSB2.0に変換する必要があり、Toppingでは推奨していませんが手持ちのUSBハブを間に挿入することでこの問題を解決しました。

実際のUSBインターフェース問題の解決策として、上の写真の2種類のUSBハブを用意しました。左側はUSB2.0にUSB2.0×3ポート、右側はUSB3.0にUSB2.0×2、3.0×1の2種類が混在したハブです。今回はUSB2.0のハブを使用します。HS01⇔USB3.0(ハブ)USB2.0⇔USB1.1(DAC)の接続構成だとUSBポートの認識がしずらく、認識できてもビットエラーが発生してブツブツ音がして使用に耐えれません。HS01⇔USB2.0(ハブ)USB2.0⇔USB1.1(DAC)の接続構成では何も問題なく使用することができました。

Topping HS01を使用すると高音域の靄がとれてすっきりとした音質に変化します。音質的に良い方向に改善されるように聴こえます。

しかし、今までノイズ対策製品を使っていることのプラシーボ効果で、音が良くなっていると思い込んでいるだけなのかもしれません。精神衛生的にはいいのですが本当に音質が改善していることをノイズが低減することで裏付けできないか測定みることにしました。

スペクトラム・アナライザーには昔から使っているフリーのVISUAL ANALYSER 2014です。上の写真のとおり、上部がオシロスコープで下部がスペアナの画面構成で画面キャプチャーボタンもあり使い勝手もなかなか良好なソフトウェアです。

 主に使う機能はスペアナとTHD測定です。THDは周波数毎に自動で測定してくれるので非常に便利です。Calibrateボタンを押してMaster output Levelを調整するとTHD測定に適したレベルに調整できると”OK”表示がでます、次にAutoにチェックを入れMeasureボタンを押すと事前に設定した周波数帯と周波数ステップに従いTHDの測定を開始します。

最初に組んだ接続構成①です。左肩上がりのノイズ特性で、通常時でこんなにノイズが発生しているとはとても思えません。PCのオーディオボードですら無負荷時で-120dBぐらいのノイズですが、測定値は最悪-95dBの周波数帯もあります。 この接続構成では正常に測定できないようです。

そこでPC1台からPC2台の接続構成②にするとノイズは大幅になくなります。全体的に-110dBぐらいに収まっています。このくらいが私の装置の実力値だと思います。最初に測定したディスクトップPC1台で組んだ接続構成①ではグランド・ループが発生していたようです。今回のこの特性がノイズフィルターを入れたときと比較するための基礎データとなります。

また、もうひとつの方法としてPC2台の接続構成②は操作が大変なので、LINE INの手前に上の写真のSmof グランド・ループ・ノイズフィルターを入れてアースを遮断する接続構成③で測定することができました。Smof ノイズフィルターは、トランスを内蔵することで入出力のUSB間で通電がないように作られています。全体帯域で-100dB~-110dBのノイズが発生していますがPC2台の接続構成②の実測値に近い数値で測定できるようになります。

この2つの方法いずれかで測定できる環境がととのったようです。Topping HS01をUSB-DACのUSB部分に挿入してみます。疑似的にグランド・ループを発生した構成と比較すると、グランド・ループが遮断されてノイズが大幅に改善されているのがわかります。ただし、グランド・ループが発生していない実際の環境でHS01を測定すると、HS01の有無にかかわらずノイズの改善は測定値からはわかりませんでした。逆にHS01を入れると付属品の接続ケーブルで長くなったせいか低い周波数帯でノイズが若干多くなっています。ノイズ環境が-100dB~-110dB程度でおさまったシステムにはノイズ改善は測定できませんでした。 しかし、HS01を入れると、たしかに音はよくなり改善します。今回の方法では音質と計測値の因果関係はわかりませんでした。昔からオーディオの世界は深く、ノイズやその他の特性が悪くても良質な音楽を奏でるアンプはいくらでもあったことを思いだしました。安直にアイソレータだからノイズの大小で音質が左右されると思った私がおろかでした。単にアソレータ製品の性能を音質評価の参考程度と考えてノイズ測定するべきだったと反省です。

その他にもパイオニア DRESSING(USB)、エミライ製 USBノイズフィルター ES-OT4の効果の有無を測定しましたがノイズ特性的には改善は見られず、こちらの製品は音質の改善も感じられません。そのため、私の所有するシステムには導入する必要はないと判断しています。今まで精神安定のため製品を使い、私の聴感では把握できないノイズが発生しているのではと疑っていました。ノイズ対策に夢中になり測定してはみたものの最後に評価するのは自分の感性で音楽を聴き分けることが大切だとあらためて感じた実験でした。最後にHS01は比較的安価で導入しやすく改善効果(私の好みの音質)もそこそこ見込めるので私のオーディオ装置に常設することとしました。

upplayとAudirvana(JPLAY FEMOTOの音楽プレーヤ)

 

私のステレオ装置ではJPLAY FEMTOを使っている関係から音楽プレーヤーとしてDLNA control pointのupplay1.4.1を採用しています。upplay Windows版の最新バージョンは1.4.10になります。

以前はTuneBrowserとJPLAY FEMOT ASIOの組合せで音楽を再生していました。しかし、JPLAY FEMTOカーネルストリーミング(KS)とupplayの組合せのほうが一聴して一皮むけた鮮烈な音楽を聞かせてくれるのでこの構成となりました。 TuneBrowserも音質改善されて十分に良い音なんですが、ASIOからカーネルストリーミング(KS)に変更しましたが音の良さにもう元に戻れなくなりました。また、JPLAYもJPLAY FEMTOになりインストール後の設定も簡単でupplayもインストールすればすぐに利用できます。今まで散々苦労していたのにあまりに簡単な設定で高音質を再生できるので、あっけにとられた程です。もうこれ以上はいらないんじゃないかと思えたほどです。(2024.12.10:USB DACはToppingDX3proに更改しました)

Windowsでupplayの優先度の設定も必要不可欠です。Windowsタスクマネージャー>詳細>upplay.exeを選択し、右クリックで優先度の選定>リアルタイムを選択します。この設定によりupplayがよりクリアな音質にアップグレードされます。私のヒヤリングでは再生時の音の不安定さがなくなり、音全体が引き締まった印象を受けました。

upplayの設定できる機能は非常に少ないです。また設定画面の日本語直訳を掲載します。 

upplayで聞く音楽には大変満足していますがupplayにも長所と短所があります。

長所は①大容量(試し読みで10万曲)の音楽ファイルを取り込める、②JPLAY FEMTOと組合せで高音質、③かんたんな操作感、④安価(5ユーロ以上)、⑤インストールすればすぐに使える等になります。

短所は①アルバム名表示の文字数が少なく文字切れする、②時々アルバム・ジャケットが表示できなくなる(JPLAY FEMTOを再インストールすると回復する)、③誤操作しやすい(右クリックで”Send to palylist"をクリックして再生したいアルバムを選択して読み込みを誤って複数アルバムの入ったフォルダを選択して大量のデータを読み込みしばらくプレーヤーが使えないことがある)、④アルバム情報で常時表示できない項目(アルバムの年など)など多々あります。

それでもupplayを使う理由はこの高音質であれば必要最低限度の機能と各種の欠点があっても十分妥協できるからです。2019年頃からupplayを使用していますが満足して利用しています。upplayのプアな機能で我慢できるのであればおすすめの音楽プレーヤーだと思います。歳で耳が悪くなったせいなのか普通に昔の音楽を聴いても昔と同じには聞こえてきません。高音質で音楽を聴くと若いころに聞いた音が蘇ってくるんです。私にとってupplayは毎日の生活に必要な一部になっています。

2023.8.16 Upplay 1.6.4

Upplay 1.6.4にアップグレードしました。数日快適に使用していましたがmp3が再生できないことに気づきました。

 
mp3のアルバムを読み込ませると、”upplay some tracks could not be loaded : no compatible audio format”の警告が出ます。アルバムリスト表示されるのですが再生できません。FLACフォーマットは正常に読み込み再生できます。upplayの公式サイトなどを参考にしますが、同じメッセージの事例はありましたが原因は違うようです。
 
upplayの設定は”Preferences”しかありません。Preferencesの設定を確認していると”Do not check track formats against renderer capabilities”という項目が目にとまりました。直訳すると”レンダラーの機能に対してトラック フォーマットをチェックしない”です。mp3などのフォーマットを確認せずに読み込ませるようです。チェックを入れでmp3アルバムを読み込ませたところ正常に読み込めました。思わぬところでトラブルに見舞われました。お同じ現象で困っている方は参考にしてください。
2023.12.20 upplay 1.7.1
upplay 1.7.1にアップデートしていました。動作は良好です。

2024.6. 16 Audirvana Origin

過去にAudirvanaの無料トライアルを試しましたが、操作性や文字化けなど基本的な機能がダメで導入を断念した経緯があります。その後、何度トライしても音は良いのですが動作や操作性に我慢出来ませんでした。先日、Audirvana Originをようやく購入しました。カーネルストリーミング機能を標準搭載していますので、JPLAY FEMTOと組み合わせた音楽プレーヤとして使います。

フォルダ・ツリーによる楽曲の表示もできるようになったので非常に便利です。楽曲数が数万あっても音楽を聴きながら読み込みが終わります。動作や操作性への影響が少ないところが良いです。Audirvana Originは動作が安定し操作性が格段に改善されているようです。

さっそくAudirvana Originのヒヤリングをします。音の粒子が非常に細かくなり音楽が静寂の中から立ち上がって聴こえます。なるほど、皆さんが絶賛しているが良くわかります。upplayで聞くより音が繊細で静寂性がワンランクもツーランクも上がっています。試験的にUSBケーブルを交換してみました。音がケーブル交換に敏感に反応するのには驚きます。簡易なオーディオ・システムではAudirvanaの実力を出し切れないかもしれません。良質な音と高い購入価格です。コスパをどう捉えるかはリスナーさんしだいです。ただし、Audirvana Originの無料トライアルを聴いてしまった私は誘惑には勝てず購入させてもらいました。

2024.10.22 upplay 1.7.7

upplay1.7.7にバージョンアップしています。upplayは起動時に大量の音楽ファイルを読み込むのに時間がかかります。 1.7.7では短時間で音楽ファイルの読込みが終了してすばやく起動できるようになっていました。また、音質もアップしているのでしょうか、今までよりクリアな音質で再生されているように聴こえます。

2025.1.25 upplay 1.8.0

upplay 1.8.0にバージョンアップしましたが、直ぐに1.8.1にバージョンアップされていました。入れ替えのタイミングが悪かったです。1.8.0を使っていますがアルバムアートの表示しない不具合がありますので1.8.1にすぐに変更になったのでしょう。次回のバージョンアップで対応します。

2025.2.14 Audirvana Origin 2.5.20

Audirvana Originも2.5.20 までバージョンアップしました。最近、音質が変わったような気がします。透明感があり抜けの良い音はするのですが、深みのある音がしなくなりました。音楽を聴いても深い感動が伝わってきません。気のせいでしょうか。upplayの方が音に深みや奥行があります。すぐに、2.5.21にバージョンアップしました。音質は密かに元に戻っていました。

2025.4.21 upplay 1.9.6

upplay 1.9.6にバージョンアップしました。早速インストールしましたが起動しません。upplay1.8.2にダウングレードしても起動しません。upplay1.8.0にすると起動します。思い当たる節がないのでメールで問い合わせしたところ、「Microsoft C++ 再頒布可能ランタイムライブラリ」が必要との回答です。Microsoft C++ 再頒布可能ランタイムライブラリとupplay1.9.6をインストールします。何事もなかったように正常に起動するようになりました。迅速なサポートに感謝です。使用感ですが、なんだか前より安定感があり深みのある音質にグレードが上がっているように聴こえます。特に低音がかなり下まで出るようになったようです。気のせいでしょうか。

2025.4.22 upplay Windowsダウンロードページに下記の注意が追記されました。

”I need to fix the setup file, but, for now, you can download and install vc_redist.x86.exe from the following Microsoft support page”

和訳:セットアップファイルを修正する必要がありますが、今のところは、次の場所からvc_redist.x86.exeをダウンロードしてインストールできます。マイクロソフトサポートページ”


TuneBrowserのUPnP動作とFLACタグ情報

 

TuneBrowserとJPLAY FEMTOのKS(カーネルストリーミング)の組み合わせで再生出来るようになりました。しかし、FLACファイルが再生できない場合があります。TuneBrowserのUPnPでFLACファイルを正常に再生させるためのFLACタグ情報の最適化についての紹介です。TuneBrowser

2017年頃からTuneBrowserを使っています。アルバムジャケットの表示が秀逸で大容量の楽曲にも対応しているので気に入って使っていました。それ以前はWindows Media Playerのジャケット表示方法が気に入っていたので使っていました。Windows Media Playerは楽曲数が多くなると読み込み処理に時間がかかりすぎるためTuneBrowser乗り換えました。また当時のWindows Media Playerは音質面でも行き詰っていて限界だったと思います。

TuneBrowser5.6.0のUPnP動作

 

希望としてはTuneBrowserでJPLAY FEMTOのKS(カーネルストリーミング)をコントロールするのが理想です。操作感と音質面および価格面で満足できる組み合わせです。TuneBrowser5.2.0からUPnP Renderer機能を搭載するようになっています。早速試してみました。TuneBrowserでUPnP:JPLAY FEMTOを選択しますが、KS(カーネルストリーミング)での再生がNGです。MP3ファイルは一部動きますがFLACは全くダメでした。もともとの開発仕様はUPnPでDLNAではないとのことです。ダメ元でバージョンアップの度にJPLAY FEMTOとの接続を確認して徐々に動作が改善されますがNG状態が続きます。

TuneBrowser5.6.0先行版で正常に再生動作するFLACファイルのアルバムがあることに気づきました。アルバムの一つで再生は正常で完璧に動作します。一方、同じFLACファイルでも再生がNGも存在します。不具合は①読み込むが停止して再生しない、②再生しないで次の曲に次々スキップする、などの現象です。NGのFLACファイルはAudirvanaやUpplayでは正常に再生できます。また、CDからリッピングしたFLACファイルもNGであることから、FLACのタグ情報に原因があるかもしれないと推測しました。対策としてMp3tagタグエディタでFLACタグを正常に修復できることがわかりました。

FLACタグ情報の最適化

FLACタグ情報を正常化させるためMp3tagによる”FLACタグ情報の最適化”の方法を紹介します。この機能はMp3tagの上部メニューには表示がありません。FLACファイルを読み込んだときだけ右クリック・メニュー表示する隠れた機能です。上の写真のようにFLACやMP3を混在して選択すると右クリックでメニュー表示しませんので注意が必要です。

 
以下の手順でFLACタグの最適化を実施します。
①Mp3tagでFLACファイルのみ読み込みます。
②最適化したいFLACファイルを選択します。
③選択したFLACファイルを右クリックします。
 上の写真のように”ユーティル(U)"がメニュー表示されます。
④ユーティル(U)を選択すると" FLACのデータ構造を最適化"が表示されるので選択します。
 
⑤"タグ情報を読込中"のダイアログが表示されます。
⑥タグ情報の読込が終わると、"タグデータの書込中"のダイアログが表示されます。
これでFLACファイルのタグ情報の最適化は完了です。TuneBrowser5.6.0とJPLAY FEMTOのKSは最適化されたFLACファイルで完璧に動作して再生します。今までの動作不良が嘘のように改善されます。
 
今回はJPLAY FEMTOのKS(カーネルストリーミング)による再生をTuneBrowser5.6.0でコントロールするときのFLACタグ情報・不具合対応についての説明でした。全てのFLACファイルが再生できない問題を解決できるとは思っていませんが、同じ不具合に悩まされている方々に参考にしていただければ幸いです。
 
2024.11.3 FLACで曲の先頭が音飛びする
音楽の再生中に曲の頭で音飛びが発生しました。連続再生で2曲目以降の全楽曲で頭から数秒間の音が飛んでしまいます。次の方法で対応できることがわかりました。" FLACのデータ構造を最適化"の後に、”フィールドすべてを保存”を実行させることで解決します。それぞれの書き込み領域で整合が必要なパラメータがあるのでしょうか?FLACタグ情報に問題があったことは確実ですが原因まではわかりませんでした。緊急措置的な音飛びの解決方法ですが参考にしてください。

2025.2.20 FLACタグに関する追加情報

FLACタグについての原因らしきものの追加情報です。全てが理解できてるわけではありませんが、説明をさせていただきます。FLACがID3v2タグで書かれていたのが原因かと思います。タグエディタMp3tagはFLACタグとしてVorbisCommentsに対応しています。Mp3tagのFLACタグの最適化機能によりID3v2タグ⇒VorbisCommentsに書き換えることが出来たようです。TuneBrowserはID3v2タグのFLACには対応していないとの結論になります。Mp3tagの開発者さんは、FLACタグが混在して使われている現状に対処するため最適化機能を付加したのだと思います。感謝しかありません。


エミライ製 USBノイズフィルター ES-OT4 (自作のケースに入れる)

   本屋を歩いていると付録のあるStereo誌を見つけると気になって買わずにいられません。私だけでしょうか?いまさら感半端ないですが、Stereo 2015年1月号の特別付録:USBノイズフィルターのご紹介です。写真は付録のエミライ製 USBノイズフィルター ES-OT4 ...